努力をする上で、参考になる本をいろいろと物色をするのが好きな私ですが、久しぶりにプロゲーマーの梅原大吾さんの本を読み返しておりました。
梅原さんの本を読むと、勝つためにはどんな努力もいとわない梅原さんの姿勢に、怠惰な自分は盛大な大喝を入れてくれる気分になります。
この手の本は大好物なんです。
梅原さんが努力する上で意識していることが、目標を達成する上で、めちゃくちゃ参考になるんで今回ご紹介していきたいと思います。
1日ひとつだけ、成長をメモする
梅原さんは、毎日必ず自分の成長をひとつだけメモをすることを日課にしています。
プロなのだから、1日に何十時間も練習しなければいけないと思い込んでいた時期もあるそうですが、確実に毎日成長することの方が、長期的にみても効果的だと言っています。
これは、さんざんこのブログで書いている習慣化の技術にも通じていまして、いかに目標を小さく設定するかが、目標達成には不可欠であることを証明してくれています。
ついつい、自分の夢を叶えようと思うと、目標を高く設定しまいがちですが、それでは挫折してしまうんですよね。
よっぽど一度決めたことをやり抜く精神をお持ちの方は大丈夫ですが、自分みたいな凡人は、まず小さな目標を決めることがとても大切なんですね。
これは自分で実践してみて思ったことですが、間違いなく、小さな目標を立てることの効果は絶大です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
成長のループ
成長するためには、常に成長のループに入ることが大切だと梅原さんは言っています。
成長のループとは、
成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果→成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果…
小さな目標を決めて、それを達成すること。
その成果に達成感を感じましょう。
その達成感からモチベーションを向上させ、次の小さな目標を達成していきます。
小さな目標を日々達成していきますので、目に見える大きな成長は急にはわかりません。
なので、成長の実感は意識的に見つける必要があります。
何か知らないことをひとつ知ることで、もう自分はプラスなんです。
一歩、間違いなく過去の自分より成長しているわけです。
自分の成長は他の誰でもない、自分で感じてあげましょう。
成長できたとしてもむやみにハードルを上げない
小さな目標はむやみにハードルを上げてはいけません。
そもそも高いハードルを越えることが目的ではなく、日々確実に成長のループを回してあげて、毎日成長することが目的なんです。
小さな目標を積み重ねても、大きな目標にたどり着けない。こんなことやっても無駄だ!みたいに思うかもしれませんが、
大きな目標は小さな目標の積み重ねでしかありません。
本当に小さな目標の積み重ねは馬鹿にできず、
例えば、
毎日1000文字ブログを書けば、1年間で36万5千文字になります。
これは、小説で言えば、単行本1冊あたり5万文字と言われているので、7冊以上の文量を書くことになります。
これってすごくないですか?
毎日の積み重ねは本当に馬鹿にできません。
同じ姿勢で走り続けられるのがプロ
毎日、決めたことを淡々とやるのがプロフェッショナルです。
毎日確実にひとつ成長すること。
それを突き通せる人がプロだと言います。
間違いなく継続は力であり、才能なんですね。
どうせ低い目標だから意味ないとか思われるかもしれませんが、
その決めた小さな目標ですら、絶対に達成することは困難です。
自分は今後もプログラマーとして働きたいので、確実に毎日知らない技術をひとつ知ることを目標にしています。
ブログも毎日10文字は書くことを今は目標にしています。
小さな目標を達成していく方法は本当に効果があって、あれだけブログを書くのが億劫だったにもかかわらず、
今はブログを書くことに対して全く億劫になりません。むしろ勉強する前の準備運動みたいな感じです。
なかなか思った通りに行動できなくて悩んでいる方は、目標が大きすぎる可能性があるので、まずは小さな目標から始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ:努力とは小さな目標を毎日積み重ねていくこと
いろいろと各界のうまくいっている人の話を読んでいますが、基本は毎日の小さな努力を積み重ねることから始めるというのが一番良い方法だと思います。
梅原さんがやっていることは、脳科学の分野でも実証されていることのように思います。
毎日自分が決めたことを淡々と確実にやっていきましょう。
そして、自分の成長を自分自身で実感しましょう。
ひとつ学べば、確実にあなたのプラスなんです。
悩む前に一歩だけ踏み出してみませんか。
梅原さんの本は、努力する上で、非常に参考になる言葉ばかりですので、
ぜひとも参考にしてほしいと思います。きっとあなたの力になってくれると思います。