早いもので、プログラマーになって1年が経過しました!
自分は昨年、全くの未経験から29歳でプログラマーに転職しました。
プログラマーに転職するまでは、社会人経験どころか、一回も就職をしたことがありませんでした。
それまではずっとミュージシャンになりたくて、上京して音楽漬けの生活をしていました。
そんな中、なかなか音楽だけでは食べていけない生活を変えるためにプログラマーという職業にとりあえず就職することにしました。
プログラマーに転職した理由としては、
・プログラマーになれば、今後ますます拡大するであろう需要が確実にあり、技術さえあれば、まず間違いなく食いっぱぐれることがないこと
・リモートワークが可能ということで、比較的自由に自分の好きな場所や時間で仕事をすることが可能
・高収入
・ものづくりを仕事にできる
が主な理由でした。
就職活動はそれまで一回も正社員としての経験もありませんでしたし、プログラミング完全未経験+29歳というギリギリの年齢で、始めた当初はめちゃくちゃ不安でしたが、しっかりと戦略を練って本気で活動した結果、わずか1ヶ月という驚異的なスピードで就職先を見つけることができました!
その時の話は、「29歳未経験からプログラマーに就職できるのか?受かるコツは?」に書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
その日から早1年と少し。
この短い間にも、プログラマーのいいところも悪いところも、いろいろと経験してきました。
今回は、プログラマーとして働いてきたこの1年間を振り返り、プログラマーという職業について、実際に今の自分がどう思うか、正直に書いていきたいと思います。
ぜひプログラマーになりたいと考えている人は生の経験が、とても参考になると思うので、ぜひ参考にしてみてください^^
プログラマーに転職して、どんな1年だった?
最初に、プログラマーとして、どのような1年間だったか書いていきたいと思います。
プログラマーとしてどんな仕事をしていたか、詳しく知りたいという人は、「プログラマー体験記 まとめ 〜日々更新中!!〜」にまとめていますので覗いて見てくださいね!
それでは、簡単に、自分がプログラマーとしてどんな1年間を過ごしてきたか、簡単にご紹介したいと思います!
就職してから、2ヶ月間は、自社で研修を受けていました。
研修はとても辛いもので、完全未経験だった自分は、ひたすら目前の課題をこなすことで精一杯でしたー´д` ;
その時の詳細は、「29歳未経験からプログラマーに転職して2か月経った感想」で書いていますので、ぜひご覧ください!
それでも辛い研修をなんとか切り抜けてから、6月から現場で働くようになりました。
5月中頃から、面接が始まった感じですね( ´ ▽ ` )ノ
まさか就職してから、また面接するとは思いもしませんでしたので、結構ショックだったのを覚えています(苦笑
でも、これはプログラマーあるあるな話なので、もしこれからプログラマーを目指す方は、求人を受ける会社が自社開発なのか、受託開発なのかは面接などで、あらかじめ確認しておくことを強くおすすめします!
それで無事、現場の派遣先を決めることができまして、6月から約半年ほど、某ゲーム会社にお世話になるようになりました。
初めての会社が、かなりの大企業で、今、思えばとても幸せな時間を過ごさせていただけましたw
一度も就職した経験がない自分がこんな大企業に潜り込むことができるのは、プログラマーの特権だなと思いました。
これって、普通に就職活動していては、なかなか難しいと思うんですよね。
もちろん、初めての現場ということで、毎日がわからないことの連続で、現場のチームリーダーからの叱咤激励の日々。
始めの数ヶ月はストレスフルな毎日だったと記憶しています。
必死に研修で学んだことだけでは、現場では全く通用せず、覚えることがキリがない状態で、毎日必死に働いていました。
それでも3ヶ月くらいすると、不思議と現場のソースにもなれるようになりました。
ソースのどこに何が書いてあるかどうかはわかるくらいにはなっていて、ちょっとした改修の業務などは、特に問題なくこなせるようになりました。
結構大きなチームかつ、すでにサービスとして完成していたので、特にコアなソースを触る必要はなく(もちろん触らせるつもりもなかったと思いますが)、DB専用のチームもいたので、実際にデータをいじるような経験もすることはできませんでした。
現場の雰囲気は、基本のんびりした感じで、残業も少なく、かなりホワイト企業だったと思います。
毎日定時上がりでした!(最高!!)
現場の仕事になれるまでが大変でしたけれど、なれたら本当に極楽な現場だったと思います。
自分は会社を経由しての業務委託だったので、自分の契約単価は知りませんでしたが、フリーランスで契約しているプログラマーの方は普通にめちゃくちゃ高単価な給料をもらっていると聞きました。(軽く50万超)
そんな生活を半年ほどしていましたが、ある日、突然の解雇通知!
急にチーム編成が行われるようになり、今月いっぱいで契約打ち切りになってしまいました。
それで、急遽新しい現場を探すために面接の毎日がまた始まります。
まだ一つの現場しか経験していなかったので、面接時はボロが出ないように必死に取り繕いながら頑張りました(汗
1週間ほど面接の毎日を送った結果、なんとか新しい現場を見つけることができました。
それが今も働かせていただいている現場になります。
今の現場は、前現場と比べて、人数が少なく、サービスもまだまだ完全ではないので、即使えるプログラマーを探していました。
もちろん面接は経験マシマシでアピールしていますので、幸か不幸か、好印象に思われたみたいで即採用をいただけました(滝汗
それで、無事、なんとか現場に入場したわけですが、この現場では想像以上に厳しい熾烈な毎日が待っていました。
まず、今の現場は、人数が少なく、求められる技術もとても自分にとっては高いものばかりでした。
まだプログラマーになって半年程度の自分ではとても対応できない仕事を平然と回してくる感じで、それでも頼る人もおらず、必死に調べたり、恥を承知で周りに頼ったりして、死に物狂いで、毎日働いていたと思います。
人がいないので、デバッグも自分がする必要があったり、普通の企業では触らせてもらえないようなコアソースをガンガンに触らせてもらえたり、普通にDB設計をやらせてもらったり、開発に仕様書はほぼないので、自分で設計し、どんどん新機能を実装していく感じは、とてもスリリングで、プログラマーとしてはともて良い経験のできる現場です。
まさしくアジャイル開発の最先端という感じの現場で、完全にキャパオーバーの中、自分の能力以上のことを毎日求められる日々で、血反吐を吐くような日々が始まりました。
今から考えてみたら、いかに最初の現場がホワイトだったかよくわかりましたw
けれど、キツイ現場を経験することにより、ぐんぐんプログラマーとして成長することができたと思います。
ありがたやー
やはり3ヶ月もすると、あんなに大変だと思っていた現場のタスクもなんとかこなせるようになり、次第に仕事もいろいろと任せてもらえるようになりました。
人間って成長するんですね、ホント!
最初の1ヶ月はあまりにも役に立たなかったので、きっと現場の人は自分をクビにしたかったことでしょう(苦笑)
けれど、なんとか歯を食いしばりながら、必死に仕事を回していく中で、半年以上経った今でも、契約延長で仕事を任されています。
また4月より新しい企画に移動になり、なんとゼロから新しいサービスを開発しています。
既存のサービスの運用、改修ではなく、一からサービスを立ち上げるという貴重な経験をさせていただいています。
しっかりと自分の力を頼りにされてきているなと、少しずつ感じられている今日この頃です。
今までは既存のサービスの改修だったり運用をメインに担当してきましたが、新規プロジェクトをゼロから作る経験をさせてもらえるのは本当にありがたいことです。
全く何もない状態から設計、開発をやるわけですから、プログラムの基本はもとより、総合的な力を試されています。
しかし、新規プロジェクトに関われるのはなかなかないことですので、大変勉強になっています。
今もまた、血反吐を吐くような毎日を送っていますが、きっとこの苦難を乗り越えることができたら、また自分はプログラマーとして1段階レベルをあげることができるのだろうなと思っています。
プログラマーってきつい?
プログラマーという職業は、ぶっちゃけ楽しいことばかりではありません。
向いていない人にはとことん向いていない職業だと思います。
プログラマーはIT土方と呼ばれることも多いです。それだけ、低賃金で、長時間労働させられることが多いからです。
実際に、自分も1年間働いてみましたが、全く給料が上がりませんでしたw
1年働いて手取り20万って少なすぎると思いませんか?
経験が〜〜とかいろいろと思われる方もいると思いますが、知らない他社の現場に派遣されて、こんなにも苦労して現場を回しているなら、今の給料の2倍くらいもらわないと割に合わないと正直思います。
20万って、バイトじゃないんだから。
あと、メンタルが弱い人、責任感が異常に強い人は、もしかしたら、納品をしなくてはいけないプレッシャーに押しつぶされてしまうかもしれません。
自分もかなりメンタルが弱い方なので、タスクを振られるたびに、期限内に完遂できるかどうかと、めちゃくちゃ不安になりますし、ひどい時は、毎日吐きそうになりながら通勤しています。
ただひたすらやればなんとか終わるような仕事なら、そこまで不安になることもないと思うんですけど、
できるかどうかわからない状態で、それでも自分で調べて、なんとしてでも完成させなければならない、まるで暗闇の中で答えを求めて探し回っているようなお仕事は、めちゃくちゃ精神的につらく感じてしまうことは多いです。
できるかどうかわからない中、それでも絶対にやらなければならない状態で仕事をするって、めちゃくちゃキツイことなんですよね。
まあ、誰でもできるような仕事は、自分はまったくやろうとは思いせんが。
プログラマーになって後悔していない?
プログラマーって、めちゃくちゃキツイ仕事だってことは、先述した通りです。
けれど、自分はプログラマーになって全然後悔していません。
だって、プログラミングってめちゃくちゃ楽しいから。
1日ズーーーーット、PCの前に座って、ああでもない、こうでもないって言いながらコーディングしている仕事って、個人的にめちゃくちゃ最高です。
仕事のプレッシャーを除けば、これほど、楽しい仕事はないでしょう。
この仕事のプレッシャーに関しても、自分のレベルが上がれば上がるほど、解消されていくものです。
ベテランほど、ニコニコ動画をみながら仕事してる、、、なんてこともよくある話ですw
不安は自分一人で抱え込むのではなく、上司なり、友達なりに相談することで、確実に緩和されますし、
メンタルトレーニングをすることで、対処することも可能です。
自分は瞑想をすることで、不安の軽減に成功できています。
瞑想って不安やストレス軽減に効果があるって科学的に証明されているってご存知ですか?
もしメンタル弱いって悩んでいる人にぜひ、おすすめします!
自分は、朝、晩の2回、5分間瞑想をしています。
隙を見つけては、仕事中も瞑想しています。
呼吸を深く落として、しっかりと「今」に意識を集中させることができれば、先のことを必要以上に心配することも少なくなり、確実に精神が安定しているなと実感しています。
ぜひお試しあれ♩
プログラマーに向いていると思う?
自分は、プログラマーに適正があるとは思いません。
プログラミングが好きな人って、本当に休日も出勤して、プログラムを書いている人もいます。
難しい数式をプログラムで書き表せないかどうか考えるのが幸せだというような変態もいます。
本当に24時間プログラムを書いていたら幸せだって人も、実際にいるんですよね。
このような人たちがプログラマー適性があるとしたら、彼らに比べて、自分はプログラマーとして適正はないでしょう。
しかし、自分はそんな彼らに対して、別に張り合うみたいなことは全くありません。
むしろ、そんなマニアックなプログラムでお金が稼げるの?と、彼らの価値観に疑問を持ってしまいます。
プログラムはお金を稼ぐためにあるものです。
自分の持つ技術で、仕事ができたらいいわけです。
必要以上にプログラムをやる時間があるなら、その時間にブログを書いて情報を発信したり、副業をしたり、もっと他に自分のやりたいことをやる時間にした方が100倍ためになると思うのです。
もちろん、好きでやっているなら、全く問題ありません。
けれど、自分の周りを見渡して見ても、そんな彼らに劣等感を感じているプログラマーがいるのも事実です。
自分はプログラミング意外にもやりたいことがいっぱいあります・
プログラマーは将来的に副業にするために、今は一時的に就職しています(内緒ッ
プログラミング自体は好きですが、誰も必要としないようなプログラムを書く必要は個人的にはあまりないなーと、思うのです。
このような人たちにですねー、
「ちくしょーーー!!負けるかぁ!自分ももっと勉強しないと!!」
なんて張り合っても、全く意味ないですし、
そんな無理やりなモチベーションじゃ、絶対に長続きできないんですよね。
これは自分がミュージシャンを目指していた頃に嫌というほど、味わいました。
人に劣っているからもっと勉強しないといけない、
もっと練習しないといけない。
こんな気持ちからくるモチベーションは、絶対に長続きしません。
むしろ、プログラミングが嫌いになります。
そんなことを考える自体、全くのナンセンスです。
大切なのは、昨日の自分より、今日、どれだけ新しいことを学んだか、どれだけ成長できたかです。
人生は積み重ねです。
その人生の積み重ねをいかに作ることができるかが全てです。
他人と比較しても全く意味がありません。
なので、自分がプログラマーに適正がなくても、全く焦りませんし、むしろ適正がなくて結構とすら思います。
なので、自分はプログラマーに適正がないと落ち込んでいる人がもしいらっしゃるなら、そんな必要全くないのだということをここで強く主張したいというわけです。
1年前の自分にアドバイスするとしたら?
1年前の自分にアドバイスするとしたら、なんというでしょうか。
ちょっとまとめてみたいと思います!
もっと技術書に投資しろ
プログラマーは専門職です。
できるかどうかは、知っているかどうかに等しいと言っても過言ではありません。
すごいプログラマーとそうじゃないプログラマーの差は知識の量です。
その差を埋めるのは、やはり勉強しかないでしょう。
自分でいえば、PHP、HTML、CSSあたりはもちろん、もっとJavaScriptを学んでおくべきだったと思いますし、他にもVagrantやデータベース、サーバーのこと、その他の言語、フレームワーク、技術など、もっともっと学んでおくべきことがたくさんあったと思います。
技術書は1冊3000円もしますが、うまくいけばブックオフなどで半額の値段で購入することも可能でしょう。
常にアンテナを張りながら、どんどん自分に自己投資をするべきです。
副業をしろ!!
とにかく、もっと貪欲に副業にチャレンジするべきです。
プログラミングの技術をあげるのは当然ですが、プログラミングの勉強だけするなよと強く言いたいと思います。
プログラマーとして1年働いて思いましたが、とにかく日本のプログラマーは給料が安いのは間違いありません。
確かに、月収100万超えをしているプログラマーもたくさんいらっしゃいます。
その方たちは、明らかに周りより秀でたスキルを身につけているか、フリーランスで働いているかのどちらかです。
大半のエンジニアはまだまだ低賃金でしょう。
でもそのこと事態に異を唱えている人があまりにも少ないなと思うんですね。
一番手っ取り早いのは、会社の給料をあてにせず、今、この瞬間から副業を始めることです。
一番簡単なのは、ブログを書くことからでしょうか?
プログラマーなら、自分の勉強したことや、このブログのように自分の仕事の経験を記事にして、いけばいいんです。
自分が勉強したことは、ブログでもいいですし、youtubeなどで動画にしてもいい。
ニコニコ動画などでライブ配信して、リスナーを増やして、有料で会費をとってもいい。
とにかく、PC1台あれば、昔に比べれば圧倒的に低コストで、個人でビジネスが始められる時代になっているわけです。
また情報を発信すれば、お金を稼げることももちろんですが、あなた自身に個人の「ブランド」がつきます。
個人のブランドがつけば、企業が「あなた」に仕事を持ってくるかもしれません。
あなたの情報発信がネットに浸透すれば、転職に確実に有利になるでしょうし、固定客を手に入れることができましたら、自分でビジネスを立ち上げた時に、あなたの顧客になってくれるでしょう。
自分で情報発信することは、もうメリットしかないわけです。
プログラマーは全体的にビジネスが下手な人が多い印象です。
ただ何気なく働いて、アニメやゲームをしていれば、それで幸せという人もたくさんいらっしゃいます。
技術力は物凄いのに、信じられないくらいほどの低賃金で長時間働いているプログラマーもたくさん見てきました。
みなさん、会社にいいように搾取されているんですね。
プログラマーとして今後やっていくために、プログラミングの勉強はもちろんなのですが、いかに自分自身をブランド化させるか、副業でもなんでもいいから、自分でビジネスを始めることを真剣に考えた方がいいと思います。
会社から搾取されるだけの人生から、自分が自分の人生を決める人生に転換していきましょう!
会社に頼らず、自分で稼ぐ意識をもっと強く持つべきだったと今、強く思います!
まとめ
自分はまだプログラマーとして1年しか働いていません。
技術力としては、まだまだ未熟。
しかし、ただ確実にプログラマーとしての技術は上がっているなと思っています。
気づけば、自分が作りたいものをプログラムで作れるようになりました。
「競馬予想をプログラミングしてみたら、ものすごくプログラミングを楽しく学べた件」
これから自分はプログラマーとしてどうしていきたいか、最近よく考えるんですよね。
今、思うのは、とにかくリモートワークになりたいと思っています。
毎朝の通勤時間は本当に無駄な時間でしかないと感じています。
自分は職場まで片道2時間くらいかかります。
毎日4時間も電車に乗っていると思うと、なんと無駄な時間なのだろうと思ってしまうわけです。
満員電車を避けるために早起きして、各駅停車で通勤していますが、それでも早起きするだけで、疲労が蓄積されているのを感じます。
やはりフリーランスなり、リモートワークができる会社に転職することをこの1−2年の目標にしたいと思っています。
そのためには、転職を有利に進めるためにも、プログラマーとしての実績作りが必要になってきます。
この1年の目標としては、アプリ開発にチャレンジしてみたいと思っています!
少しずつアプリをリリースして、アプリからの収益も目指してみたいなと思っています。
アプリ開発などのことも、今後、ブログで書いていきたいと思います!
言語はRubyとJSあたりを強化していきたいかな〜〜
一緒に頑張っていきましょう!