話題沸騰中の「メモの魔力」を読了しました。
メモの魔力を読了。
日頃からメモを書く習慣があったが、フローを「ファクト」→「抽象化」→「転用」に分けて考える技術を知り、大変ためになった。
考えることはとてもしんどい作業だし、うまくいかないと自分を傷つけないように考えることをやめてしまいそうになるけど、
やっぱり考える人は強い
— マイケル@ProWebEngineer (@4ro_ro4)
考えることって、自分の人生を生きる上で、めちゃくちゃ重要だと思いますので、今回ご紹介します。
「ファクト」→「抽象化」→「転用」
この本で書かれてある、メモの取るやり方です。
詳しくは本を読んで欲しいのですが、簡単に言えば、
実際に起こった出来事を書く(ファクト)
↓
自分が感じたこと、思考の場所(抽象化)
↓
実際に自分がやる行動(転用)
のステップになっています。
しっかりと自分が思っていることを言葉にすることはとても大切なことのようで、
しっかりと物事の捉え方や考え方をトレーニングできる方法が用意されているように思いました。
ただ考えるだけと、上で紹介したステップに分ける考え方では、物事の捉え方がまるで変わってきます。
いろいろな視点を持つために、本書で紹介されている方法はとても有益だと感じました。
書くことは癒し
書くことって、めちゃくちゃ自分を癒してくれるんですよ。
思い浮かんだことを、ひたすら20分間書き続けるだけで、鬱や不安の傾向が減ったり幸福度も上昇、はたまた血圧が下がり免疫力も向上したという研究論文もあります。
自分なんかは、気持ちがモヤっといたり、イラッとしたり、鬱々とし始めたら、とりあえず、自分が思いつくままに、ひたすら文字を書くことにしています。
不思議なもので、どこか心が落ち着くと思います。
書くことって、めちゃくちゃめんどくさいな〜なんて思っている人は、とりあえず、思いつくままに何かしら書きまくってみるのが良さげかもしれません。
自己分析の100の質問はしなくてもいいかも
巻末に、自分を知るための100の質問が用意されています。
自己分析をすることで、人生の軸を明確にできるみたいな話だったと思います。
もちろん自己分析はとても大切なことだと思うのですが、
凡人はこれらの質問をクソ真面目に全てやっただけで、終わってしまうと思うんですよね。
自分も自己分析はとても好きですので、暇さえあれば、
「自分のやりたいことは何か〜」みたいに、ノートにひたすら自分を分析していたのですが、
あまりにも自分について考えすぎても、思考が固まってしまい、
自分が幸せになるための幸せな答えがあるにちがいないと思うようになり、
結果、何も行動できないようになってしまいます。
メモを習慣化
前田さんは、暇さえあれば常にメモを取っているそうです。
なぜそこまで大量のメモを書けるかと言われたら、それは習慣になっているからだと。
このブログでも、習慣化の大切さは何度も取り上げています。
新しい物事を始めるには習慣化の技術が外せません。
意思の力では絶対に達成できないからです。
習慣化させる方法については、「人生を自由にコントロールする習慣化の技術とは?」に書いていますので、気になる方はどうぞ。
考える人が最強
考えることって、辛いことなんですよ。
なんども同じことを考えても、結局、何も思いつかないことなんてザラにあります。
考えることばかりに集中してしまい、結局何も行動できないなんてことも多いにあります。
ただ、それでも考え続ける人は、やっぱり強いです。
自分の人生の軸をブレさせないためには、やはり考える作業がかかせません。
このメモの魔力は、
自分について今まで考えたことがない人にはもちろん、
今まで自分と向き合ってきた人にも何かしらヒントがあるのではないかと思うのでオススメです。
ぜひメモの魔力を読んで、人生を豊かにさせる考える力を身につけてみませんか?
それにしても前田氏の本は、めちゃくちゃ熱くさせてくれるので大好きです。
人生に熱くなりたい人はこちらもめちゃオススメ。