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エンジニア転職

未経験からフリーランスに!安易な情報商材にだまされないで

MENTAでプログラミングを教えさせていただいているのですが、

「未経験から個人で案件獲得したいです!」

とか、

「副業で5万稼げるようになりたいです!」

とか、

「未経験からフリーランスになりたいです!」

というようなご相談をかなりいただきます。

確かにIT業界は単価も高く、

他の業種と比べて短期間でフリーランスになることも可能です。

実際に私も29歳のときに未経験からエンジニアに転職し、

1年半後にフリーランスになりました。

おかげさまで今もエンジニアとして仕事ができています。

ただし、転職してから今までは、困難の連続でした。

1,2ヶ月そこらの勉強でこなせるような仕事ではありません。

情報商材にだまされないこと

昨今のSNSを見てみると、未経験からフリーランスになる方法だとか、副業で月に5万稼げる方法をお教えしますとか、そういった教材が出回っているといいます。

そのような情報を鵜呑みにして、安易な気持ちでエンジニアになろうとしている方も数多くいらっしゃいます。

冷静に考えてみてください。

未経験の方に、企業側がお仕事を任せると思いますか?

信頼すると思いますか?

冷静に考えてみると、気付けるはずです。

被害にあわないように気をつけてほしいです。

http://mecchanikukyu.hatenablog.com/entry/2020/03/11/151652

プログラミングは短期間に身につくものではない

繰り返しになりますが、プログラミングは短期間でみにつくものではありません。

ましてや、教材をひとつ、ふたつやっただけで、できるようにはなりません。

実際の現場に入って、毎日必死にタスクにかじりつき、

たくさんの失敗や成功体験を積み重ねることで、少しずつできるようになるものです。

現在、私はエンジニア4年目ですが、つい最近、少しずつプログラミングがわかってきた感じです。

https://pro-web-engineer.com/post-1860-1860

まだまだわからないことだらけ、知らないことだらけの世界なのです。

エンジニアとして働くのは超大変

エンジニアはタフな仕事ということは、何回もお伝えてしているこのブログ。

ときには徹夜することもありますし、

無理難題のタスクを完遂させないといけないときもあるでしょう。

できるかどうかわからないなか、やるしかない状況で仕事をすることはとてもツライことです。

それを乗り越えた経験がある人が、エンジニアとして長く働けています。

もちろん、現場のタスクをこなすことができず、辞めてしまう方もひとりやふたりではありません。

安易な情報にだまされず、しっかりと自分を見据えましょう。

未経験からフリーランスはおすすめしない

私は未経験からフリーランスになることはおすすめしておりません。

個人で案件を受注するということは、責任が発生します。

わからないから、できませんでした。は通用しません。

誰かに頼るとしても、基本はご自身が受注したお仕事です。

代わりにコーディングしてくれることはありません。

エンジニアとして、将来的にフリーランスになりたいのなら、まずは何かしらの企業に入社し、しっかりと会社に守られながら、実務経験を積むことをおすすめします。

稼ぐだけが目的だと続かない

プログラミングを稼ぐだけのツールだと考えていると、

おそらくプログラミングはつらいものになるでしょう。

常にエンジニアは自発的に勉強する必要があります。

これをただ単に稼ぐためだけのツールと割り切ると、とてもじゃないですが、成長をし続けることはできません。

最初からプログラミングが好きである必要はないと思いますし、就職してからもプログラミング以外にやりたいことがたくさんあるのはとてもいいことですし、

自分もプログラミング以外にもやりたいことはたくさんあります。

ただ、コードを書くということ自体に面白みや興味ないと、

自発的に勉強したり、仕事が面白いと思うことは難しいように思います。

今までを思い返してみても、どんなに稼げてもプログラミングが大嫌いと言っていた人は、例外なく、営業職や他の業種に転職されていかれました。

ご自身がプログラミングに興味があるかどうかも考えてみるとよろしいかもしれません。

まとめ

エンジニアはとても大変です。もちろん、未経験からフリーランスとして活動されている方もたくさんいらっしゃると思います。

ただ、自分の経験から言うと、どんなに必死に勉強しても、

実務経験なしに、未経験から仕事をこなすことはほぼ不可能といってもいいレベルです。

もしできるなら、幼い頃からプログラミングを経験していたか、天才かのどちらかでしょう。

SNSを見ていると、華やかな情報ばかりで、劣等感を感じることもあると思いますが、

しっかりと現状をかえりてみていただき、自分にできることから始めてみるのがよろしいかと思います。