未経験でもプログラマーとして応募OK!!みたいな求人は、実際、どのくらいのスキルを会社は求めているのか?
未経験からプログラマーを目指す方でしたら、とても気になることだと思います。
自分もそうでしたが、未経験でも応募OKと書いてある求人であっても、本当に全くの素人でも採用されるのか、とても不安に思ったのを今でも覚えています。
今回は、実際に自分の面接経験と、実際に自分がプログラマーになった今、未経験からプログラマーを目指すみなさんに求められているものを書いてみたいと思います。
未経験でもプログラマーを応募する現状
現在、IT業界は人材不足が深刻で、成長スピードがあるベンチャー企業なんかは、猫の手でも借りたいほど忙しく、プログラマーを欲しているところが多いんですね。
なので、未経験でもなんでもいいので、短期間で知識を詰め込んで、即現場で働かせるみたいな企業は多いのです。
もちろん、会社としては、経験者を求めていますし、実際に専門学校などでプログラミングを学んできた人は、それだけ優遇されています。
しかし、皆が皆、学校を出ているわけではありませんし、昨今、小学校でもプログラミングの授業が行われてようとしている時代に、プログラミングをしたいと思っている若い人材も多く、技術はまだないけれど、やる気だけはあります!みたいな、将来有望な若者がたくさんいるわけです。
そのような優秀な人材を積極的に会社は採用し、研修で育て、現場でしっかりと、一人前のプログラマーに成長してもらうという算段なのです。
逆にいえば、転職に有利な時期は今だけかもしれません。
少し前に、銀行が大量にリストラをしたというニュースがありましたよね?
銀行は社会の縮図なので、間違いなく、数年後の日本の経済はまた不景気になると思います。
その中でも生き残れる職業の一つはプログラマーです。
今後、ますます需要が拡大し、技術力さえあれば、自身でどんどん仕事を作ることができる時代がくることでしょう。
今、プログラマーに転職することが、とてもチャンスなのです!
未経験者に求めるスキルとは?
まず、PCに適性があるかどうか
これだけは、間違いなく、面接でみられます。
自分はタイピングテストがありました。
他の会社でもタイピングテストをするところは多いそうです。
なぜなら、未経験からプログラマーを採用する場合、PCの適性を見るには、タイピング技能を見るしか、他にあまり手段がないからです。
別に、めちゃくちゃPCオタクであれ!!みたいな必要は全くなく、オフィスワークができるレベルであれば、全く問題ありませんし、事実、タイピングテストが悪くても、研修中にタイピングが上手くなるという条件で合格している人もたくさんいますので、そこはご安心を(^_^;)
あとは、簡単な知能テストが面接時にありました。
内容的には中学生レベルの簡単な数学の問題から、発想力を求められるIQテストのようなものでした。
全問解けることはできず、半分ほどは空白で出してしまったように思います。
しかし、常識的に考えて、これだけは絶対に間違えられな問題だけは確実に正解できたと思います。
おそらく、プログラマーとして、学習していく上での必要最低限の適性があるかどうか、判断されたのだと思われます。
最も大切なのは、もちろん「やる気」
当たり前の話ですが、一番大切なのは、やる気です。
なぜ、プログラマーになりたいのか。会社側は一番そこを重要視します。
技術は、勉強すれば後からついてきます。
しかし、やる気が半端では、そこまで到達することはできません。
プログラマーは、最初が最もキツイ時期だと言われています。
あまりにも覚える量が膨大で、まだプログラミング脳ができていない状態で、次から次へと、新しい情報が押し寄せてきて、情報を処理仕切れなくなるからです。
これは受験レベルではありません。
研修中はまだいいですが、現場で仕事をするようになりますと、しっかりと仕事を全うしないといけない義務が発生します。
ミスをすると、周りに迷惑がかかります。
プレッシャーも半端じゃありません。
それでもプログラマーとしてやっていくには、燃えたぎるような情熱が必要だと思うのです。
この動機付けがあるかないかで、息長く、プログラマーとしてやっていけるかどうか、別れるのではないかと思っています。
面接に向けて、何を準備した?
私は、面接に向けて、ある程度、プログラミングを独学しました。
超短期間ではありますが、何をしたかと言いますと、
Progateでアカウントを作って、HTML、JavaScript、Java、PHP、Rubyを一通り、全てやりました。
レベルは80くらいまで上げて、そのページをプリントアウトして面接に持っていき、
やる気だけはあります!!
と猛烈にアピールしました(苦笑
でも自分をアピールすることはめちゃくちゃ大切で、いかに面接で自分が有能かプレゼンできるかがとても重要になります。
プログラミングに関係ないけれど、自分が今まで何をしてきたか資料にまとめて、プレゼンしたりしてました。
いかに、記憶に残せるかが勝負なのです!
実際に、自分が勉強したコードを持って行ったりしたら、好印象らしいので、オススメですよ^^
最近は面接時に講習を実施し、その場での吸収力を見るところも
面接によっては、その場で擬似研修みたいなことがあり、プログラミングの吸収力を見るところもあります。
研修は基本厳しい会社が多いです。
研修 = 楽
なんて考えていると、地獄みますよ、ほんと。
実際に、研修にやめてしまう人も、少なくないんです。
会社側も、研修中にやめられるのは、損失以外の何者でもないので、なるべく面接時に、長く続けられるかどうか見極めたいのです。
といっても、緊張している中で、いきなり完全未経験の中で、講習→テスト、結果出す!みたいなものは厳しいと思います。
応募する会社がどのような言語を使用しているかあらかじめ調査し、その言語について、少しでも勉強しておくだけで、テストを有利に進めることができるでしょう。
たとえ、そのようなテストがでなくても、面接でアピールすれば一石二鳥ですしね!
「御社のHPを拝見したところ、今年はPHPに力を入れているそうなので、めちゃくちゃPHPを勉強してきました!!!」
こんなことを行ってくれる人なら、技術力がなくても採用したいなと思いませんか?笑
完全未経験なんだけど、まず何からやればいい?
自分が考えるメニューはこちらです。
あくまで、自分が考えることなので、ここからいろいろとご自身のレベル、興味に合わせて、進めてみてください!
ドットインストール
・HTML
・CSS
・JavaScript
・PHP
Progate
HTML / JavaScript / PHP / JAVA
上記をクリアした上で、PHPかJAVAの本を図書館で本を借りてきて、写経する。
これだけでも結構、タフですよ(^_^;)
もちろん、一回やっただけじゃ、全くわからないでしょう。
ただ見ただけ、やっただけになるかもしれません。
でもやらないより100倍ましです。
やれることは全部やりましょ!
やったことをなかったことにしないためにも、しっかりとソースは書き残しておいて、自分のアピール材料に使いましょう。