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エンジニアに転職して、はじめて誰かのためになれていると実感した話

自分は29歳のときに未経験からエンジニアに転職しました。

それまではプログラミング経験ゼロで、プログラミングで何ができるかどうかもわからない状態で転職しました。

今ではフリーランスとして仕事ができていますが、その過程は決して順風満帆だったわけではなく、むしろキツイことの連続だった気がします。

いろいろとキツイ現場をくぐり抜けてきました。

ときには適応障害になり、出社できないことも経験しました。

体調を壊したのは、完全にその当時の自分の実力以上のことを求められており、完全にキャパオーバー、パニック状態だったように思います。

仕事はつらかったですが、それでも毎日、ひとつでも成長しようということで、自分にできることをコツコツ頑張ってきました。

そんなこんなで、気づけば3年弱。

MENTAでプログラミングも教え始め、今では教わる立場から、教える立場になりつつあり、最近では同じプロジェクトのいろいろな人のサポート、というより尻拭いをするようになりました。笑

年末はリリースラッシュで週に4本はリリースしないといけない状態。

自分が開発していないプロジェクトにバグが見つかり、かわりに自分が急遽、修正しないといけないときもありました。

リリース自体も、自分がかわりに作業(しかも深夜)することもありましたし、朝帰りしたのも一度や二度ではありません。

「だーーーーーー、こんな仕事やってられるか!」

と今までの自分なら思ったところなのですが、思いのほか、それが嫌じゃなかったんですよね。

エンジニアとして誰かに必要とされていること

自分のスキルが通用していること

自分より何倍もベテランの人にお礼をいわれたこと

お礼に自分が愛飲しているタリーズの缶コーヒーを10本おごってもらったこと(全然足りないw

などなど、何者にも変えられないくらい嬉しい気持ちになったんです。

自分はもともと、不安症で、自分の技術に対して、常に劣等感をいだきます。

エンジニアは一生勉強という言葉はよくききますが、どれだけ頑張って勉強しても

「タスクができないんじゃないか」とか、

「バグを残してしまうんじゃないか」とか、

朝が来るたびに、心がモヤモヤすることがたくさんあります。

それでも、少しずつ自分にできることを努力することで、人に必要とされるエンジニアになりつつあるなと、感じる今日このごろなのでございます。

「自分のサービスを運営したい!」とか、「素敵なサイトを作りたい」とか、いろいろと夢は広がりますが、まずは現場で誰かの助けになれることを目標にしてもいいかもしれないですね^^

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