目標達成にはPDCAが有効である話は、ビジネス業界では有名な話だと思います。
PDCAとは、
Plan(計画) → Do(実行) → Check(評価) → Action(改善)
上記4つを繰り返すことによって、効率的に目標を達成できる手法のことです。
PDCA関連の書籍は世の中にいろいろとありますが、個人的に最もオススメな本はこちら。
この本では、とても著者自身が実際に使用していたPDCAの例をもとに、とても具体的かつ実践的にPDCAを説明してくれています。
また、本全体を通して、著者自信の魂がこもったような熱い言葉がところどころに書かれており、
本からエネルギーをもらいたい時などに、とても重宝しています。
こういう、熱い感じの本が好きな人にはたまらない一冊になっております。もちろん僕も大好物。
今回はPDCAのことについて書いていきます。
PDCAを鬼速で回す条件
本書から抜粋して、PDCAを鬼速で回す条件を書いておきます。
因数分解で制度の高い仮説を立てる
PDCAを行う上で、もっとも重要なのがP(計画)です。
この計画がどれだけ精密に行われたかで、早期のボトルネックの発見や課題の見落とし防止につながります。
自分が向かうべきゴールは何か、ここで具体的に定義します。
ゴールが明確であるからこそ、PDCAは加速し、確実に自分の目標や夢を達成することができます。
とにかく計画を立てることにもっとも注力するべきだと著者は力説していますね。
仮説思考で動く
知識や情報がないから動けないのは単なる言い訳です。
情報が足りないのなら、そん時点で最も最高だと思う仮説に従って行動するべきです。
さっさと行動してみて、さっさと結果を知ることで、次のステージが見えてきます。
とにかく情報が足りないと理由で行動できないのが最も愚かだということですね。自分も反省。
常に、インパクトの大きい課題、行動から着手する
いくつかの具体的なTODOリストが出来上がったら、その中で最も効果的、かつインパクトのあるものから着手しましょう。
とにかく何でもいいから手をつけていくというのは、とても非効率です。
何からやっていいかわからないときは、計画がおそろそかになっている証拠ですので、一度、自分のすべきことは
本当にこれでいいかどうか、練り直してみましょう。
とにかくなんでもいいから行動するでは、いつまでたっても目標にたどりつけません。どうせやるなら、効率的にやりましょ。
行動のアイデアが湧いたら、すぐにタスク化する
やるべきアイデアが思いついても、いつまでも保留しているのが一番の無駄です。
とにかくいいなと思うアイデアを思いついたら、すぐさま具体的な行動をTODOリストに入れて、すぐに実践しましょう。
うまくいかなくても問題ありません。
すぐに実践してみて、結果を知る。そこでまた新しいアイデアが浮かんできます。どんどんPDCAを回していきましょ。
行動目標も必ず数値化する
目標はできる限り、具体的な数字にするのが良いです。
また具体的な行動目標も数字にしましょ。
例えば、英語の勉強で言えば、
毎日英単語を最低1個覚えるとか。
具体的な数字にすることで、進捗を明確に測ることができ、達成感や充足感も得ることができます。
TODOの進捗管理は毎日行う
できる限り、こまめに自分の進捗を測りましょう。
具体的に決めた目標が達成できなかった場合は、なぜ行動することができなかったのか検証します。
できる限り、小さなPDCAを鬼速で回すことで、どんどんあなたの人生が前に進みます。
ちなみに著者は一日に3回くらいPDCAを回すみたいな話が書いてあったような。
とにかく小さな円を描くようにどんどんPDCAを回していきましょ。
要因分析は「思い込み」をなくす
想定通りの結果が得られなかった場合は、まず仮説を疑いましょう。
たいていの場合は、仮説に自分の思い込みが反映されている可能性が大きいです。
行き詰まった場合は、課題を縦や横にストレッチできないか、様々な視点から見つめてみることが大切です。
次のサイクルに迅速につなげる
もし計画の変更が必要なら、すぐに仮説を変更し、すぐに行動に移せるようなら、すぐにタスク化しましょう。
いかに次のサイクルに迅速につなげられるかが勝負です。
思いついたことはすぐにどんどん試して、どんどん新しいことにチャレンジしていきましょ。
疾走感が大切です。
小さいPDCAを同時に多く回す
PDCAはいくつも回すのが理想的です。大きなPDCAをゆっくり回すより、小さなPDCAを迅速に回すほうが、より早く結果を得られ、成長することができます。
秒でできるレベルのタスクをいくつも作り、どんどん回していきましょ。
鬼速PDCA × 習慣化が最強
いきなりPDCAをやろうと思っても、きっと挫折してしまうでしょう。
人はついつい大きな目標をかかげてしまいますが、身の丈にあっていない目標は挫折の原因になってしまいかねません。
オススメなのは、PDCAの技術を取り入れつつ、習慣化の技術を身につけることでしょう。
習慣化も技術がありまして、このあたりのことはこちらの記事をどうぞ。
先日、メンタリストdaigoの習慣化についての動画が神回だったのでご紹介します! こちらの動画ではメンタリストdaigo氏が小さな努力のコツについて解説しています。 自分の夢を叶える上で、習慣を見直すことは、めちゃくちゃ 人生を自由にコントロールする習慣化の技術とは? - Pro Web Engineer - Pro Web Engineer |
まとめ:PDCAを制したものが人生を制す
間違いなくPDCAを自由に自分の生活に取り入れられている人は、自分のやりことを思い通りに達成することができるでしょう。
けど、PDCAって簡単じゃないんですよね。むしろ難しいです。
自分も20代の頃から、幾度もPDCAを身につけようと、いろいろな方法を試してみましたけれど、途中で挫折していまいました。
なぜ、何度もPDCAを身につける前に挫折してしまうのかなと思い直してみたんですけれど、
一番の問題は、いきなり身の丈以上の目標を設定してしまったのがダメだったのではないかなと思います。
このブログでは習慣化させる技術こそ、最強だと何ども力説しておりまして、習慣化させる技術が身に付けば、確実に人生が好転すると思っています。
そこにPDCAのスキルを組み合わせることができたら、きっともっと効率的に、最速で自分の目標を達成できるのではないかなと、今回思いました。
試してみる価値はあると思うので、気になる方はぜひ。