私は29歳で、完全未経験からプログラマーに転職することができました。
それまでは、正社員の経験は一度もなく、ずっとミュージシャンを目指し、アルバイトと並行して音楽活動をしていました。
社会人経験も乏しいこんな自分ですが、なかなか音楽だけでは食えない状況を打破するために、真剣に就職活動を開始したところ、
なんとわずか1ヶ月でプログラマーに正社員として就職することができました!!
就職活動開始時は、正直、1ヶ月で仕事が決まるなんて少しも思ってなかったので、長期戦になることを覚悟していました。
けれど、自分の中で、「絶対にプログラマーになりたい!!」という強い気持ちがありましたので、どんなに時間がかかってもそこだけは絶対にぶれない軸としてありました。
結局、真剣に就職活動をやった結果、わずか1ヶ月という驚異的なほど短期間で仕事が決まったのは個人的に驚きです。(バイトじゃないんだから…)
きっと、プログラマーに転職したいと考えている人には、転職活動に対して不安を感じている人がたくさんいることでしょう。
本当に未経験だけれど、プログラマーに転職することができるのかなぁ…
会社をやめて、転職に失敗したらどうしよう…
転職先がブラック企業だったらどうしよう….
などなど、いろいろな不安があると思います。
今回は、実際に自分が就職活動をした経験を踏まえ、自分が考える最短で就職活動を決める方法について考えていきたいと思います。
まずとにかく転職エージェントに登録、無料相談会にいきまくる
いきなりですが、転職エージェントを利用しまくるのが、結果的に最短ルートだと思います。
転職エージェントは無料で利用できて、履歴書の添削や、面接練習、求人の紹介など、利用するメリットはたくさんあるのですが、私が考える転職エージェントを利用する最大のメリットはこちらです。
業界の話を聞く、情報を仕入れる
自分が考える転職エージェントを利用する目的は、まさに情報収集の場なんですね。
これから自分が身をおく環境は、いったいどのような社会なのか。
ネットだけの情報ではどうしても曖昧で、偏ったイメージを持ちがちです。
そこで転職エージェントの人に、実際に就職の相談をすることで、自分が興味のある分野のリアルな情報を聞くことができるわけです。
ひとつ注意して欲しいことは、いろいろな人の話を聞くことです。
転職エージェントも様々で、A社では「今からチャレンジするのは難しい…」と言われるかもしれませんが、B社では「全然今からでもいけますよ!!」と背中を押してくれることもたくさんあります。
一つのエージェントの話を鵜呑みにしてはいけません。
せっかく自分がやりたいことに挑戦しようとしているのです。
自分の道は自分で決めるくらいの強い気持ちを持って、転職に望んだはずです。
中には、厳しい意見もあるでしょう
でも背中を押してくれる人も絶対にいます。
自分もある転職エージェントの熱い言葉に背中を押されて、わずか一ヶ月でプログラマーに転職することができました。
独学を進める
転職エージェントで相談をしながら、独学でプログラミングの勉強を進めましょう。
お好きな言語をやればいいと思いますが、どの言語をやればいいかわかんない!!という人は、とりあえず、PHPかJavaをやっておけば問題ないでしょう。
よくゲーム開発はC#などがありますが、現場でC#を書く機会は少ないと思いますので、個人的にはおすすめしません。
iosのアプリ開発をがっつりやって行きたい人はswift
今後の需要拡大も狙って行きたい人は、Ruby、Pythonあたりもチェックしてみましょう。
言語によって高収入ランキングも出ているので、気になる人はぜひ一度チェックしておくことをおすすめします!
独学ですが、本屋に行って、わかりそうな技術書を一冊買って、とりあえず着手〜〜みたいなのは、経験上挫折の元ですので、本当に未経験者にはいきなり技術書を買って、冒頭からコードを書くのはあまりおすすめできません。
まずはドットインストールなどの、サイトで実際にコードを書いている動画を実際に自分の目で見て、自分で書いてみましょう!
ドットインストールにはPHPやHTMLなど、基本的な言語の知識が幅広く収録されているので、プログラミングの初心者にとってもおすすめです。
Javaでしたら、こちらの動画おすすめですね!
<a href=”http://www.nicovideo.jp/watch/sm21675785″>【Java】ゲームプログラミング超入門 Part01</a>
こちらは、Javaを使って、実際にドラクエ1のようなゲームプログラミングを行っています。
解説がめちゃくちゃ丁寧で、下手な参考書を読むより100万倍ためになります。
プログラミングってよくイメージできないよって人にもおすすめです。
実際にゲームが出来上がっていく様はきっと感動するはず!
タイピング強化
毎日コツコツと、少しでもタイピング強化を進めましょう!
タイピングは、面接で必ずと言ってもいいほど、実技が見られます。
未経験からプログラマーに応募する場合は、PCの適性はタイピング能力くらいでしか測れません。
やはりプログラマーはPCを扱うお仕事ですので、未経験だからと言っても、今までまったくPCを触ったことありません!みたいな人は、どうしても会社としては採用したくないでしょう。
と言っても、windowsにめちゃくちゃ詳しいとか、linuxバリバリ打てます!とか、そんな技術は必要なくて、あくまで一般的に、パソコンに親しみがあるかどうか、適性があるかどうかを、会社は見るわけです。
もちろんパソコンに詳しいことに越したことはありませんが、みんながパソコン大好き!みたいなことは、実際の現場でもありません。
あくまでもオフィスで通用するくらいのレベルまでタイピングを鍛えておけば、印象としてはGoodです!
目安としては、e-typeでAランクあればいいでしょう。
毎日5分でいいので、タイピングです!
専門学校行った方が有利なのは間違いない
よく転職する前に、専門学校にいけばいいかどうか聞かれることが多いですが、行った方が有利なのは間違いありません。
けれど、専門学校に行っていないからといって、必ずしも、専門学校出身者に負けるということもありません。
専門学校出身者はプログラミングの初期値が周りの人とちょっぴりあるくらいなので、初期の負荷が未経験の人と比べて、まだ楽だというレベルの話です。
しかし、この楽というのは案外大切なことです。
経験上、無理な努力は絶対に長続きしません。
自分は時間もお金もなかったので、学校に行く余裕はありませんでしたが、プログラマーに就職してから研修、現場でめちゃくちゃ苦労しました。
毎日、わからないことの連続で、睡眠時間を削って必死に勉強し、周りにくらいつき、それでもなんとか残れたって感じです。
要領はあまりいい方ではないとは思いますけれど、自分ではまあ、よく頑張ったなと思っています。
けれど、学校などであらかじめ学んだことがある人は、こんな苦労をする必要ないですし、もしかしたら自分よりもっといい条件の職場を、学校が提案してくれているかもしれません。
もっといい給料で、もっと楽な仕事がまだまだあるのかもしれません。
実際に、入社して半年後に月収40万円みたいなお話も聞いたことがあります。
専門学校などを出ていると、会社はそんなあなたに期待しますし、それ以降もずっと、あなたを期待します。
意外に人の第一印象はずっと続くもので、それ以降の印象を変えようと思ってもなかなか簡単ではないでしょう。
まあ、何がいいたいかといいますと、学校を出て、損はないと言うお話です。
学校を出なくてもプログラマーになれないことはないけれど、学校を出てたら、いろいろとお得だということです。
自分も、時間とお金に余裕がありました、間違いなく、あらかじめ学校に行ってプログラミングを学んでいました!
けれど、学校を出ているだけで天狗になってしまう人もいますので、そのあたりは要注意です。
実際に、学校を出ただけで、プログラミングができると勘違いしてしまい、現場で全く通用せず、首になってしまった人も中にはいます。
ようは、プログラマーは一生勉強だということですね。
なぜプログラマーになりたいか、考えて見ること
プログラマーとして、息長く働くためにも、なぜ自分がプログラマーになりたいか、今一度考えてみることをおすすめします。
長く厳しい戦いになるであろう、転職活動、そのモチベーションになるのも、やはりその動機付けです。
たとえ、プログラマーに慣れたとしても、最初のうちは、あまりにも覚えることが多く、きっと辛い経験がまっていることでしょう。
でもこれは誰しもが通る道です。
それでもプログラマーとして、活躍されている人は、きっとプログラミングが好きだから。
プログラマーという職に誇りを持っているからです。
なぜ、あなたはプログラマーになりたいですか?
プログラマーを長続きさせるために、ぜひ一度考えてみてください。
面接で必ず聞かれる質問でもあります。
面接では飾り付けの言葉はいりません。自分が思ったピュアな気持ちをぶつけたらいいと思うんです。
とってつけたかの気前のいい言葉を言ったところで面接官はすぐに見抜きます。
それより、なぜ自分はプログラマーになりたいのか。
プログラマーになって、どんな世界を気づきたいのか。
志がしっかりとしていればきっと、面接官の心は動くことでしょう。
面接で落ちても、落ち込まない。面接官も適当に採用しているだけ
しょせん、採用側もフィーリングで選んでるだけです。
もし、第一希望の会社に落ちても気にしないことです。
人はみんな自分以外のことはわかりません。理解しようとも本心では余程のことがない限りないでしょう。
面接官の採用も結局は気が合いそうだとか、やる気がありそうに見えるだとか、使えそうだとか、可愛いだとか、そんなレベルのフィーリングで決定しているわけです。
変な奴が面接にやってきたら、終了後はそいつを肴に裏で小話をするんですから。
こんなこと、当たり前の話。
だから、みなさんには就職とか転職をゴールに思って欲しくないんです!
プログラマーになりたいんならサクッと転職する。
転職なんて、本気でやれば楽勝です。
こんなところでグズグズしている場合じゃありませんよ。
もし会社があってなかったら、次行ってみよー!のスタンスでまたチャレンジしていけばいいだけです。
やりたいことがあったら、とりあえず、まずやってみる。
少しの行動で、きっとあなたの人生も変わってきます。
ぜひあなたも自分の可能性にチャレンジしてみませんか?