未経験からプログラマーになりたいと思っても、実際にプログラマーとはどのような仕事なのでしょうか?
プログラマー志望の人でも、仕事内容を詳細に説明できる人はそう多くありません。
かくいう私も、最初は、「プログラマーって何かカッコイイ!」というところから入りました。
Mac book 1台持って、場所に縛られず、好きな時に仕事ができる姿に憧れました。(完全なるイメージ)俗に言う「ノマドワーカー」ですね。
何かよく分からないプログラミングコードをPCに打ち込んで、「クールなサイトを作りたい!」「みんなが熱狂するようなアプリを作りたいっ!」と意気込んだのが、プログラマーになりたいと思ったきっかけです。
けれども、プログラマーの仕事とは、プログラムコードを打ち込んでサイトをデザインする仕事だけではなく、システム開発やパッケージソフトの開発、家電機器などのプログラミングから通信関連の制御まで様々な種類があります。
それぞれの仕事によって、使用するプログラミング言語だったり、要求される技術は全く異なってきます。
この先、あなたがプログラマーとして仕事をしていきたいのであれば、実際にプログラミングを使って、どういったものができるのか具体的な仕事内容まで把握しておく必要があります。
ぜひ、ご自身の将来像の参考にしてみてください^^
今回はプログラマーの仕事内容と、プログラマーの種類について書いていきます!
プログラマーの仕事とは?
プログラマーとは、プログラミング言語を用いて、PCのプログラムを組み、様々なシステムやソフトを作る仕事です。
作るものはWebデザインから、宮内庁のシステム、ゲーム、アプリなど多岐にわたります。
プログラマーは、システムエンジニア(=通称SE)がお客様からの希望を元に作成した仕様書に沿って、プログラミングをし、システムを作成します。
決して、自分の好き勝手にプログラミングをして、お客様に納品するわけではありません。
家を建てるときと一緒で、ものづくりをするときには設計図が必要になります。
プログラミングも一緒ですね。
イメージで言えば、システムエンジニアが建築家で、プログラマーが土方です。
プログラマーはシステムエンジニアから渡された仕様書を元に、日夜、せっせとプログラムの打ち込みに励むわけです。
テスト運用による仕様バグの確認
また作成するだけではなく、納品後もシステムにバグがないか、しっかりと試用テストを行うことも大切な業務になります。
バグとは、作成したプログラムに問題があり、システムが正常に動作しない状態のことを言います。
何万行も書いたコードの中で、たった1行のミスだけでシステムエラーが発生することも多々あります。
ケアレスミスであったり、設計ミス、環境の不具合など、様々な原因が考えられます。バグを起こさないように事前にできるだけ対策をしますが、それでもバグが起こってしまう可能性は0ではありません。
バグを修正する際に一番怖いことが、「自分の思い込み」です。
「ここは絶対に間違っていない!」という勝手な思い込みから、バグの原因が分からないという負のループに陥ってしまうことも少なくありません。
なるべく自分の思い込みをなくし、完璧なコードを作成するということもプログラマーにとって、大切な考え方となります。
プログラマーの種類は?
プログラマーと言っても、様々な種類があることはご存知ですか?
カッコよくてクールなサイトをデザインするWebデザイナーだけではなく、他にも様々な種類の仕事があります。
「自分の希望と何か違った、、、」などと思い、せっかく志したプログラマーとして働く夢を諦めることのないように、あらかじめどのような仕事があるのか知っておきましょう。
プログラマーの仕事を知れば、面接時に自分が将来やりたいことをアピールすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
プログラマーの働き方は?
プログラマーとしての働き方は、主に3つあります。
- 大企業に所属し、自社内でシステム開発をする場合
- 顧客の企業先で駐在する場合
- 派遣社員として働く場合
注意点といたしましては、必ずしも会社内で作業するだけではないということです。通常は、複数のメンバーでチームを組み、依頼主様の会社に駐在し、作業することも多々あります。
会社と常駐先のメンバーの間には連絡係がおり、疎遠にならないように万全な配慮が施されていますのでご安心ください!
プログラマーだからといって、ずっと自社の個室にこもって作業していればいいというわけではないんですね。このあたりも、本当に土方のお仕事と一緒です。
最近では、遠隔操作で在宅プログラマーの働き方も注目されています。
在宅で働ける最大のメリットは、やはり場所や時間に縛られず、自分のペースに合わせて仕事ができることでしょう。
まだまだ、完全在宅で仕事をすることは、多くの会社で認められていませんが、今後、ますます在宅勤務は増えていくことでしょう。
もちろん、ある程度の知識と技術があれば、フリーランスとして活躍されているプログラマーの方もたくさんいます。
独立も視野に入れて、今後の進路を計画立ててもいいかもしれません。