皆さん、こんにちは!
もうすぐ春ですね!
もう来月は4月ということで、この時期になると内定も決まって、入社を控えている新人プログラマーの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
自分もちょうど1年前のこの時期に無事プログラマーとして内定が決まった頃で、入社まで2、3週間ほど時間がある状態でした。
入社してから、華麗なるスタートダッシュを決めるために(周りと差をつけるために)、この入社までのこの時間を何とか有効に使えないものかと、いろいろと模索していたな〜なんてふと思い出します。
今回は、新人プログラマーの方に向けて、入社前にやっておくべきことを書いていきたいと思います。
どれも現場で通用することなので、ぜひ早めに習得しておくと、のちのち楽になりますよ〜〜^^
自分が研修で学ぶであろう言語を確認
まず、入社して研修で学ぶであろう言語を確認しましょう。
案外、入社してから、初めてどの言語を学ぶのか知ったみたいな人も多いんですよね。
それじゃあ、どう考えても遅すぎる!!
もう競争は始まってるんですよ〜〜
これは会社のホームページなどで記載されているかもしれませんし、面接時に説明されているかもしれません。
不明なら、採用担当者にメールでお問い合わせしても全然問題ないでしょう(むしろやる気があって好印象!)
調べても、聞いてもわからないって人は、JavaかPHPをおすすめします。
やはり自分が今後使用するプログラミング言語を学ぶのが、圧倒的に効率がいいんで、まずは自分が学ぶプログラミング言語を確認しましょう。
技術書を読む前に、ドットインストールで基本の文法を叩き込む
いきなり技術書を手にとって、冒頭からコードを書いてもいいんですけれど、経験上、それは挫折の元です。
完全な未経験から挑戦する場合は、まずプログラミングってものがどういったものかもよくわからない状態だと思います。
自分も、プログラマーになった当時は、何となくPCにコードを書いて、ゲームを作ったり、ホームページを立ち上げるんだろう、くらいのイメージしかありませんでしたが、具体的にこのような機能が、これを勉強すればできる!みたいなイメージが全くわかなかったんですよね。
そんなプログラミングというもの自体がよくわからない初心者の方には、技術書よりドットインストールの動画を見ることをおすすめします。
ドットインストールは3分間という超短い動画で、プログラミングの基本的な知識を浅く広く教えてくれます。
一部、有料のコンテンツもありますが、まずは無料のコンテンツを見ていきましょう。
やるべきことは、
HTML入門
CSS入門
CSS3入門
CSSレイアウト入門
実践!レイアウトを作ろう!
JavaScript入門
jQuery入門
ローカル開発環境の構築(Win or Mac)
その他、あなたの使用する言語
ex PHP入門
これに加えて、有料会員になって自分の興味がある分野を学んでみたり、ミニプログラミングやちょっとしたwebサービスを動画を見ながら実際に作成してみると、プログラミングというものが肌感覚でよくわかります。
実際に自分でコードを書いて、プログラムを完成させたことがあるのとないのとでは、明らかに周りと差が出ます。
ぜひ、入社前のこの数週間にチャレンジしてみてください!
ちなみに、有料会員は、月額980円なので、下手によくわからない技術書を買うより、めちゃくちゃお得なお値段です。
ポイントは、だらだら時間をかけて動画を見ないことです。
やるなら、短期間で見ることです。
動画で話している内容がよくわからなくても、実際に自分の手でコードを書いて、自分のPCで動きを確かめながら、なんども修正して、学ぶことです。
決して、動画を見ただけでやった気になってはいけません。
単調な動画はついついだらけてしまいがちです。
しかし、だらけてしまっても学習の効果は半減ですし、時間の無駄です。何より、だらだらやっても何も面白くありません!
実際の研修でも、ドットインストールを使用する会社はとても多いです。
自分もドットインストールを利用していましたが、「1レッスン(全30動画くらい)を明日までに全部見てこい!」みたいな課題が毎日のように出されました…orz
皆さんも、入社してから苦労しないためにも、今のうちからスタートダッシュを決めちゃいましょ!
技術書を買って、さらなるプログラミングの研鑽をしよう
ドットインストールの動画をひと通りマスターしたら、次はいよいよ技術書を買いにいきましょう!
技術書は、実際に本屋さんに足を運んで、技術書を手にとってみて、自分がわかりやすそうだなと思うものを購入するのがいいと思います。
プログラマーの技術書でめちゃくちゃ有名なオライリーシリーズというものがあります。
こちらのシリーズは、アメリカのオライリーメディアという企業がコンピューター関連の書籍を出版しており、オライリーの書籍にはプログラマーにとって非常に貴重な情報がたくさん掲載されており、いわばプログラマーの教科書的な存在です。
これからプログラマーになるあなたも、いずれ手にとる日がくると思いますが、プログラミング未経験者が最初に買う技術書としてはおすすめできません。
専門的かつ濃厚すぎる内容にきっと挫折してしまいます。
おすすめの技術書をあげておきますので、よかったら手にとってみてください!
Java
★★★
初めての技術書はこの本をやりました。
ドラクエのようなゲームを作ろう!みたいなコンセプトなので、全くの未経験者であった自分でも安心して技術書を読み進めることができました!初心者が最初に読む技術書としておすすめ!
★★★★
会社の研修でも実際に使用されているところが多い名著。
内容はプログラミングの基本を幅広く抑えており、説明もわかりやすく、初心者でも安心!
★★★★★
前の2冊に比べて少し難しいかもしれませんが、入門書としては群を抜いて、内容が濃く、知識がつきます!説明のわかりやすさにも脱帽。一家に一冊は必須!
PHP
★★★★★
これ一冊マスターしてしまえば、PHPは他に何も技術書はいらないと思うくらいの名著!
JavaScript
★★★★
JavaScriptの基本は、この入門書でみにつけちゃいましょう!
jQuery
★★★★★
もう本当に最高の一冊。
豊富な図、本当にわかりやすい丁寧な解説、現場で即使えるようなレシピの数々。これなんだっけ?って思った時に、すかさず参照ページが記載されており、かゆいところにも手が届いてくれます。jQueryはこれ一冊で十分!!
Ruby
★★★★★
Rubyを学びたいなら、この本からがおすすめ!
自分もいま、この本で学んでいます!
技術書を読んで書いて、面白いなと思ったのはこれが初めてかも!素晴らしいです。
Swift
★★★★★
iOSのアプリを作ってみたい人は、こちらの参考書がおすすめです!
実際に、アプリ作成を目的に技術書が構成されており、アプリってどうやって作るのかが少しわかるようになります。単にプログラミング言語の文法を教えて終わりじゃないところが素晴らしい!実際に自分でアプリを作れるようになっているので、今後iOS開発者になりたいのであれば、この本から始めるのがよろしいのではないかと思います!こちらも、読んでで、めちゃくちゃ楽しいです。
ドットインストールの動画を見るだけでも、実はかなりのボリュームになります。
未経験者の方にとっては、とても大変ではないかと思います。
それでもプログラマーとして現場で働くには、全く知識が足りません。
まずはドットインストールなどのサイトで、プログラミングの基本を身につけてから、技術書で基礎からしっかりと勉強していくのが、効率よくプログラミングを学習していく秘訣なのではないかなと、最近よく思う次第です。
「何もわからないけど、とりあえず技術書を買おう!」ってのは、挫折の元なので、自分はおすすめしません。
未経験からプログラマーになる場合は、まず自分の脳みそがプログラミング脳になるのに時間がかかると思います。
特にこれは年齢が遅ければ遅いほど、プログラミングになれるのに時間がかかる傾向にあるような気がします。
自分も、プログラミングを始めた当初は、直感的にプログラミングを理解するのにかなりの時間がかかりました。
実際にプログラミングがなんとなく、こういうことかと理解できるようになったのは現場に出てからで、研修中の2ヶ月では無理だったように思います。
必死にやって、1年後くらいに、「ああ、最近、なんとなくプログラミングがわかるようになったかも?」と思うようになるかもしれません。
急いでプログラミングをマスターしようとするのではなく、楽しみながら、情熱を持って、プログラミングにどっぷりハマれば、おのずとプログラミングのスキルをぐんぐん伸びることでしょう。